地震


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2008年06月27日(Fri)
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地震

 僕の漢方薬を飲んでくれている人が、あの山が落ちる地震を震源地のすぐ南で経験している。今日の電話でその事が分かった。なにぶん東京から向こうには行ったことがないので地理にはすこぶる疎い。有名な観光地くらいは分かるが、それ以外はほとんど異国の地だ。だから地震のニュースを見ていても、まさか知っている人がすぐ傍で体験しようなどは考えもしなかった。
 彼女が働いているところが偶然堅固な建物だったから被害は何もなかったらしいが、あの揺れは体験している。余震の影響で3日くらいは眠れなかったと言っている。今でも手が震えるそうだ。いつも電話で様子を知らせてくれる人だから、彼女の話し方、声の力などで見当をつけているのだが、およそ力強い人とは正反対に位置する人だ。恐らくそれが最大の彼女の魅力でもあるのだろうが、本人にとってみれば最大の短所なのだろう。そんな彼女だから、今だ恐怖体験から抜け出ていないのだと思う。それはそれでいいと思う。自然な感情をそのまま受け入れた方がいい。気張っても、所詮僕ら凡人は凡人。スーパーマンにはなれない。
 天災にしても、人災にしても、誰が選ばれてその被害に遭うのか、又誰が選ばれて被害から免れるのか、ありもしない、見つかりもしない答えを求めて問いかけてみたいと思う。不幸は誰に何故襲ってくるのか。法則があるなら教えて欲しい。免れるためには何をすればいいのか。はたまた免れ続けることが出来るものなのか。何かにすがり、何かに祈り、何かを犠牲にすれば免れるのか。大いなる力は働かないのか。小さくてひ弱な人々の上に。

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