紀香バディー


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漢方薬を初め、天然素材の薬を用いて、さまざまな慢性疾患の回復のお手伝い

2008年6月
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2008年06月20日(Fri)
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紀香バディー

 あるトラブルでお世話している若い女性と暇だから色々な話をした。その女性の母親も、おじいさんもお世話しているから、良く知った間柄なのだ。何でも正直に話してくれるので参考になることが多い。
 僕の守備範囲ではないが、若くて美人で愛想がとても良いのに、ウツの治療を5年もしている。沢山の薬を飲んでいて、気の毒になる。話している内に彼女が2つの人格を使い分けていることを知った。話ながら彼女もそれに気が付いたみたいだ。本来彼女は人が苦手らしい。嫌いだというような表現も使った。だから家に数ヶ月も引きこもることが出来る。死ぬ方法を色々思案したりするとも言っていた。その彼女が派遣で職を得たら、俄然張り切って、笑顔を振りまいて才能を発揮する。お客には勿論受けるが、同僚のスタッフにも気を使い、よい子を演じきってしまうのだ。作り笑顔も、作りトークもお手の物なのだ。ところが、いったん職場を離れると、一瞬にして元の人間嫌いに戻るから、その落差による疲労は甚だしいらしい。何でそうなったのと尋ねると一瞬考えていたが、幼いときから優秀で、親の期待に応えるべく完全を演じていたというのだ。子供心にもしんどかったというが、進学高校まではそれでも何とかなったが、そこからは息切れがして演じ切れなかったらしい。
 もう一つ、父親との確執も大きな原因のようだった。詳細はさておき、父親の愛を感じることはなかったみたいだ。それは今でも尾を引いていて、最大のストレス源みたいだ。ストレス源と同じ屋根の下にいるのだから、ウツも治りにくいだろう。薬物療法も大切なのだろうが、愛され大切にされる方が余程効きそうだ。繊細な心の持ち主だから、その性格を生産的に使えばどれだけ人の役に立てれるだろう。本人は勿論、親も大きな損失だ。
 「今日、自分のことを書くよ」というと快諾してくれる。そんな気配りこそが、持病の回復を遅らしているのだと思うのだが。明るくて快活な女性を演じるなと言ったが、薬局にある藤原紀香の本、「紀香バディー」を貸してって言うくらいだから、分かってはいない。