栄町ヤマト薬局 - 2013/03

漢方薬局の日常の出来事




2013年03月31日(Sun)▲ページの先頭へ
覚悟
 目が輝くとはこういうものを言うんだとつくづく思った。
 一度かの国に帰り、自国の国立大学で学び始めたが、専攻が自分に合っていないことを理由に再び日本にやってきた女性と会った。嘗て牛窓で働いていた頃会ってはいるのだけれど、当時日本人との接触をかなり制限されていた関係でほとんど記憶がないくらいの関係だった。だから僕にとってはほとんど初対面なのだが、嘗ての状況と今の状況との差に驚きもしたが、何故か救われたような気にもなった。今でこそ会社の好意で多くのかの国の女性に日本のことや日本人のことを知って貰うチャンスを与えられているが、当時は手を差し伸べることが出来ずに歯がゆい思いばかりしていた。
 そういう環境の中でもその女性は一人日本語を勉強していたのだ。長年勉強した英語はなかなか頭に入らなかったのに、何故か日本語はすんなりと頭に入ってきたらしい。彼女は「縁があったのでしょうね」と如何にも日本語が好きな人が好みそうな言葉で説明してくれた。
彼女がこれから学びたいこと、その延長線上に目指していることなどを回転寿司を食べながら聞いた。こんなことでもない限りそんなところには入らない僕だから、かの国の人達のおかげで少しばかり行動的になっている自分に気がつく。そしてもう手遅れの僕とは違い、覚悟を持って異国にやってきて、貪欲に学びを貫く女性の目の輝きに僕は見入っていた。日本人の若い女性とこんなに真剣に話すことがあるのだろうかと、記憶を辿ってみるが、職業上の心や体調の不調に関しての会話以外あまり思い出すことは出来ない。
 面白いことに、彼女が僕にあることを提案してくれた。僕の職業を生かした作品を作るようにと言うものだった。牛窓に帰ってきて、何の力もないのに白衣を着て、無気力な日々を送っていた頃そうしたことを不純な動機で試みたことはあるが、価値あるものを生み出すことは出来なかった。今ならこの非生産的な人生こそが主題になりそうだが、想像も創造も苦手な僕だから、かの国の若い女性の覚悟や勤勉に少しでも役に立てればと自分の立ち位置を決めている。


2013年03月30日(Sat)▲ページの先頭へ
垂直
 大切なことには気づかないが、どうでもいいことばかりを見つけてしまう。僕がものにならない大きな理由だ。
かの国の女性達は、自転車に乗るときは背筋を伸ばし、まるで地面と垂直の姿勢のままゆっくりと漕ぐ。それが何となく見ていて違和感を覚えるのだ。何処も間違っていないのに、むしろ良いことなのだろうけれどしっくりこない。恐らくその姿勢は日本人の間ではあまり見かけない光景なのだ。どちらかというと日本人は前傾姿勢だ。少しだけ前に体を倒している。スピードも少し速いような気がする。
 ついでに言うと、白人はもっと前傾姿勢だ。風の抵抗を防いでいるのか、だらしないのか知らないが、ほとんど胴体が地面と平行になるようにハンドルを下げている。その姿勢が何かの合理性を追求したあげくなのか分からないが、風景を楽しんだり会話を楽しんだりする姿勢ではない。
 僕は白人が嫌いなわけではないが、僕ら黄色い肌の人間達とはだいぶ考え方や風習が違う。これもどうでもいいことに属すると思うが、白人は腕立て伏せをするときに足を開く。日本人は足を閉じる。ちょっとしたことだが、細部に渡って品がある。足を開いて腕立て伏せをすると閉じてするよりも随分と安定して出来るが、やはり品はない。
 日本人は合理性より品性を重んじてきた。ただ今や黄色い肌なのに白い肌の人種のようになりたがっている。だから白い肌の人間にはめっぽう卑屈で、黄色の人達にはめっぽう強い。政治家から庶民まで。


2013年03月29日(Fri)▲ページの先頭へ
コーヒー
 人生相談か漢方相談か分からなくなるくらい話が弾む。薬局で話が弾んでも仕方ないが、もうそう言った関係になってしまって、この女性も又僕の愛しい大切な子だ。30歳を過ぎて子と言うのもおかしいが、懸命に回復を願ってお世話した女性だから僕にとってはやはり子なのだ。年齢も丁度僕の子供と言っても丁度合うくらいだから余計そんな呼び方をしてしまうのかもしれない。
丁度僕の娘が取り寄せていた九州の美味しいお菓子があったので食べて貰おうと思った。洋菓子だからコーヒーが合うと思ったが、彼女は以前コーヒーを飲むとパニック症状が出ていたことを思い出して、恐る恐るコーヒーを飲んでみるかと尋ねた。すると何と彼女が「ガボガボ飲んでいますよ」と答えたのだ。日に何杯も飲んでいるらしい。これは予期せぬ答えだった。そしてこれこそが完治の証でもある。もっとももう随分前に待望の職種に就職も出来ているし、高速道路さえも運転できるみたいだから、日常生活で困ることはなくなっていたが、大好きなコーヒーが飲めないことは、心の安らぎを得る機会を失うだけでなく、結構不便だったそうだ。色々なところでコーヒーを出される機会は多い。そのたびに断ったり、代用品を用意したりでいらぬ気を遣っていたらしい。これは経験者でないと分からないことかもしれない。
僕はガボガボまでは飲まないが、それでも日に2杯は必ず飲む。ほとんど眠気覚ましのために飲んで、情緒を楽しむという境地にはなれないが、音楽に、読書に、お喋りに、議論にコーヒーが欠かせない人も多いだろう。彼女が何のお供にコーヒーをしているのか分からないが、無駄に生活の質を落とすことがなくて良かったと思った。コーヒーを飲んでいることを嬉しそうな顔で教えてくれたのがとても印象的だった。


2013年03月28日(Thu)▲ページの先頭へ
開かずの間
 過敏性腸症候群の僕の漢方薬を飲んでくださっている全ての人に読んで欲しい。

僕が青春時代を送った地方で、今年社会に出ようとしている貴女に・・・

 貴女の悩んでいる症状は、平滑筋の過緊張が唯一の原因ですから、「ここ一週間は、快調な便でした。」はとても重要なサインですよ。少し緊張がとれ始めたかもしれません。
貴女の顔面や首や背中の凝りは明らかに緊張がもたらしているものです。それらもいずれ少しずつ改善すると思います。
 偶然ですが昨夜のブログを、貴女に読んで頂けるといいかもしれませんね。入社を控えて緊張しない人など恐らく一人もいないと思います。貴女が感じることや考えることは他の人も同じように感じていたり不安に思っているのです。貴女は特別な人ではないですよ。今の貴女の自然な感情を肯定してください。いわばそれが若者の特権なのですよ。それを楽しまなくては。
 貴女の職業を聞いて、多くの方が羨ましく思うのではないですか。僕も凄いなと思いましたよ。恐らく希望した職種でしょうからしがみついてみてください。もったいないです。
貴女と同じような悩みの人が50人以上我が家に泊まりにきました。多い人は2週間くらい泊まって行きました。一緒に生活してみて何もないことで悩んでいることが分かります。
僕も同根の悩みを嘗て経験しています。僕のあの時の過ちを多くの人に繰り返して欲しくないのです。青春の落とし穴から早く脱出して欲しいのです。
 「人生はダラダラと続いている冗談なのさ・・・」まともにぶつかって壊れないでね。多くの人が、とくに恵まれた人が汚く貪欲に生きているのですから、貴女のような人が傷つかないでね。僕はそう言う不公平感にも耐えられないのです。少しは傷ついて他人の苦しみが分かる人間になれと言いたい人ばかりが目に付きます。そういった奴らに限って健康だなんて理不尽だと思いませんか。
 いつでも遊びに来て下さい。我が家の3階は誰も使っていないからいつでもスタンバイです。松の間がいいですか、梅の間がいいですか、それとも開かずの間がいいですか?


2013年03月27日(Wed)▲ページの先頭へ
足(たる)
 30年間、卒業していく園児の似顔絵を描き続けている副園長の話題を朝のニュース番組で見た。幼い子供達がかしこまって似顔絵を描いて貰う姿はなんとも言えず可愛いものがあった。副園長が「愛おしい」という言葉を使ったのは頷ける。
年齢を重ねた人間の特権かもしれないが「愛おしい」という言葉を抵抗なく使えるように僕もなった。副園長は僕より年上に見えたから、同じような言葉を使うものだと親近感を持ってそのニュースを最後まで見た。
実は昨夜、メールをやりとりした子も僕にとっては愛おしい子なのだ。忘れもしない、制服のままお昼頃ふらっとやってきた。電車とバスを乗り継いでやって来たのだ。その時間帯に見ず知らずの制服姿の子が一人でやって来るのだから、もうそれだけで悩みは分かった。過敏性腸症候群で中学高校とまともに行けなかった子なのだが、そこから二人三脚が始まって、結局大学にも何とか行けて、就職も何とか出来て、仕事についてからも何とか止めなくてすんで、そして音沙汰が途絶えた。僕らの願いの過敏性腸症候群からの卒業なのだ。
「自分でもよくやってるなーって思います!二年前の自分からは想像つかないですし、仕事して間違いなく全て良い方向に変われてる気がして楽しい自分もいるのです☆緊張感いいですよね!人生にメリハリが出来る気がします☆」
嘗て学校に行けなかった子が、音楽大学で声楽を学び、路上ライブもこなした。就職してからも弱音を一杯吐いてきたが、結局止めたのは彼女ではなく強そうに見えた同僚だった。そして昨日のメールでは、その若さで支店長になったというメールだった。勿論戸惑いの方が大きくて僕にメールしてきたのだが、僕のメールに対して上記の内容を返してきた。
僕は初めて会ったときから分かっていた。自分では孤立無援の状態のように思っていたのだろうが、きっと多くの人に愛される人だと。何故なら彼女は決して人を傷つけるようなタイプではないし、決して揚げ足をとるようなタイプではなかった。いわゆる素直なよい子だった。そんな人が誰に嫌われるだろう。案の定、男性優位の職場だが、彼女は2年の間にかなりの評価を得たのだと思う。「貴女が支店長になるくらいだったら余程人材不足か、貴女に能力があるのだろう」と返信したら、勿論前者だと返してきたが、僕には後者だとハッキリ分かる。
 今、僕の過敏性腸症候群の漢方薬を飲んでくれている多くの若者に、彼女の不安を乗り越えて過ごした数年間を捧げたい。過敏性腸症候群になったこと自体が、決してマイナス要因ではないのだ。成人して社会に出た暁には、その繊細さや他人を傷つけない穏やかさこそが売りになることは十分考えられる。貪欲に生きる人が心地よかった時代はもうすでに終わっている。これからは「足」を知る人達の時代で、多くを求めない人達が時代を救うだろう。


2013年03月26日(Tue)▲ページの先頭へ
靴下
 偶然が重なればこんなことも起こる。その偶然も又楽しい。
白色の靴下と黒色の靴下が一つずつしかなかったが、面倒だからそれをはいた。どうせ僕のズボンは長いし、サンダルはつま先が大きく隠れるようなものだから、誰にも気づかれるはずがない。勿論気づかれても恥ずかしいとは思わないので、そもそもどうでもいいことだ。朝それに気がついた妻が白色のをもう一つ出してくれたが、僕は一度履いたものを履き替えるような面倒なことはしない。だからそのまま仕事をしていた。
夕方薬局の電灯が2本切れて点滅を始めた。すぐに妻が買ってきて、僕がテーブルの上に上がって替えた。勿論テーブルの上だからスリッパは脱いでいる。少し薄暗くなってきたので急いで蛍光灯を替えていたら、ある方が入ってきた。向こうは見上げ、僕は見下ろす格好で用件を聞いた。「蛍光灯が切れたんですか?」と挨拶もしてくれたのだが、蛍光灯よりも寧ろ僕の足許の方が気になるらしく、一瞬視線が僕の足許で止まった。恐らく何か違和感があって自然に目がいったのだろう。
 そんな僕の格好を見てその方が「例の舌が痛かったのがほとんど良くなったから、もう一度だけ漢方薬を貰ってきてと嫁さんに頼まれました」と言った。奥さんの舌が数年原因もなく痛んでいたのだが、僕の漢方薬を3ヶ月くらい飲んでほぼ治った。舌痛症は結構難しくて病院も手こずるのだが、それを治した薬剤師が、靴下を白と黒のを片方ずつバラバラに履いていては、興ざめだろう。効く薬も効かなくなる。ただその男性は勇気があるのか寛容なのか、いつもどおり奥さんのお使いを完遂して機嫌良く帰っていった。もしこんな光景を都市部で披露したら薬局はどうなるのだろう。演技は一切しない、ありにままの応対でことが進んでいく、僕にとっての当たり前の光景が保証されるのだろうか。
つくづく田舎の薬局でよかった。


2013年03月25日(Mon)▲ページの先頭へ
風貌
 お祭りやイベントの時にしか見かけないから恐らく牛窓の人ではないのだろう。地元の人だったら祭りの中に入っていくだろうが、いつも少し距離を保っているからいわゆるお祭り好きの人なのだろう。
その人が今日珍しいことに薬局に入ってきた。薬が必要なほど柔ではなく、寧ろ薬局泣かせの医者泣かせの代表みたいに元気な人だ。その人が昔の珍しい写真があるから忘れない間に僕に渡しておこうと思って立ち寄ってくれたのだ。見ると確かに珍しい写真だった。福山雅治が牛窓のヨットハーバーでなにやらしている写真だ。彼の傍に如何にも素人の手作りみたいなイカダがいくつかあった。彼が牛窓に来たことがあるというのは聞いたことがないからおかしいなと思ってよく見てみると、何とそれは30年近く前の僕が写った写真だった。彼が写してくれていたのだろうが、背景から推測すると、仲間と手作りのイカダレースを企画して数年間ヨットハーバーで遊んだ頃のものだ。夏の一大イベントにしようと当時意気込んでいたが、手作りを越えたプロの人達が出場するようになって自然消滅した。当時レースの後には参加者全員でバーベキューを楽しんで盛り上がっていたのだが、その時に写されたものだった。
 僕はカメラをもっていないから自分で写すことはないが、写されることも滅多にない。アルバムというものはあるにはあるが、大学生の時から1枚も増えていない。どうしても写さなければならない、断れないときの写真を時々貰うことがあるが、すぐに何処に行ったか分からなくなる。全くと言っていいほど興味がないのだ。それは僕の頭が現在の問題を解決するためだけに働いているからだと思う。だから今日は珍しく嘗ての僕の姿を見たことになる。誰が見ても福山雅治と見間違えそうな姿と現在の僕とのあまりの差に一瞬驚いたが、それは全く自然なことだから、数秒後には驚きは写真と共にどこかの机の引き出しにしまい込んだ。
確固たる目的もなく、ひたすら目の前に現れる問題を解き続けてきたが、写真の中の風貌の乖離は、その淡々とした日々の時間の長さを現している。凡人に出来る精一杯の生き方を後悔するものは何もない。


2013年03月24日(Sun)▲ページの先頭へ
最終処分場
 以前から疑問に思っていたことがどんどん裏打ちされる。1999年以降に承認された抗ウツ薬が、患者を増やすことばかりに貢献しているのではないかと思っていたが、そもそも18歳以下の人間には効果すらないと海外の試験で明らかになった。数年前から成長期の子供に与えると自殺の衝動が高まると警告されていたが、効果のないもので自殺の衝動だけ作られたりしたらたまったものではない。
 製薬会社が性善説で説明できないことは嘗ての薬害事件の対処の仕方などで明らかだ。東電やマスコミほど質は悪くはないが企業であることの宿命で営利追求を第一義にしている以上構造は同じだ。どうも最近の企業は、良い薬を作る努力より、多くの患者を作る方が手っ取り早く利益を上げれることに気がついたのではないかと思う。テレビで逆流性食道炎だとか過活動性膀胱とかうつ病とかを連呼すれば視聴者はその気になる。新しい薬が開発されるたびに患者が何倍にも増えるのだから、どんな方程式が隠されているのか分からない。最早企業にとって患者は消費者にしか見えないのではないか。それとも最終処分場か。


2013年03月23日(Sat)▲ページの先頭へ
地の利
 関西弁で「儲かっていますか?」なんて尋ねられると下品な感じがするが、この女性が言ったのはそう言った意味ではない。
煎じ薬と粉薬を飲んで頂いているが、今回は粉薬が大きく余ったから煎じ薬だけ送ってと電話の中で出た言葉だ。煎じ薬が余るのは良くあることだが、たまにこの様に飲みやすい粉薬を余らす方がいる。それはさておいて、この方が儲かっているかと尋ねたのは、利益をとってもらっていますかと言う意味なのだ。恐らくその方が他の薬局を利用したときの経験から出た言葉なのだろうが、勿論僕も奉仕をしているわけではないので、それなりに利益は頂いている。ただその方が心配してくれたように、多くの利益を頂くようにはしていない。何度も書いたが、わざわざ田舎の薬局に連絡を取ってくれる人達は、何をやっても効果がなかった人ばかりだから、治すのに難しい人が多い。だから僕は、何とかして効果を感じて欲しいと力んでしまう。いわばやる気満々にしてくれる人達ばかりなのだ。だから僕は、その方達が経済的な負担なく挑戦してもらえる金額を設定している。
 儲けなどなくてもといつか言えるくらい経済的な余裕が出来たら、それこそ奉仕してみたいが、そんな経済的な幸運には縁遠い。だから少しでも僕の手数料を削って生薬の方に回したい。田舎に住んでいたら無駄なものを買う機会なんてないからそんなことも出来る。これを地の利とは言わないか。知の利でもないし・・・いや僕だから痴の利だ。


2013年03月22日(Fri)▲ページの先頭へ
当たり前
 シャッターを開けて1分もしないうちにツバメがやってきた。きっと見えるところにいて待ってましたとばかりに巣を目がけてやって来たのだと思う。去年卵を産んだツバメか、巣立ったツバメか分からないが、恐らく我が家と縁があるツバメだろう。さもないとこうしてあたかもそこに巣があるのが分かっているかのように一目散に飛んではこれないだろう。それにしてもどうしてあの小さな頭でそんなことが出来るのだろう。人間と同じように物事を記憶できるのだろうか。1年前に、数ある家々の中から我が家を選び、南の国に帰っていた鳥がどうして又同じ家を見つけることが出来るのだろう。人間ですら、こんなに大きな脳みそを持っていて、例えば知らない土地のある家を訪ねろと言われても迷ってしまうのに。比べものにならないくらいの小さな脳で何故そんなことが出来るのだろう。
 この不思議もインターネットの中に答えはあるのだろうが、それを敢えて見つけようとは思わない。ふとした切っ掛けで会話の中で解決できればそれはそれでいいが、敢えて正解を求めようとは思わない。不思議のままとっておきたいようなテーマだ。
 一方こちらの不思議は決して未解決のままとっておこうとは思わない。放射能をまき散らした人間が政権に返り咲いたり、意図的に作り出した景気を利用してますます幸せを享受するのに、土地を奪われ仕事を奪われ、家族を奪われ、安全な食べ物すらを奪われた人達が手を貸す不思議を。僕は決して許せないが、多くの人達が、いやほとんどの人達が許す不思議を未解決のまま置いておきたくない。早いうちに罪人達が断罪される「当たり前」を見たい。


倍率
 「成績がついてこなかったので、大和さんみたいな薬剤師になれませんでした」と母親が言ったのは明らかに謙遜だ。別に知りたいわけではないが、就職活動の面接で緊張しすぎるきらいがあるから漢方薬をお世話した関係で、現在の様子が分かった。関西の大学の修士課程に在籍しているらしい。だから薬剤師になろうと思えばなれていたはずだ。それよりも見るからに善良そうに素朴に育っているお嬢さんがまぶしかった。小学生の頃から知っているが、あまりに純粋すぎて、ここ一番で実力が出せれないのだろうが、そんな一発芸より数段高尚なところで勝負、いやそんなことをしなくても誰もが人格を認めてくれそうな女性に思えた。
実は僕を見て薬剤師になりたいと思う子供達は意外と多い。いつものんびりと楽しそうに仕事をしているからだろうが、もう一つ実は、僕を見て薬剤師には決してなるまいと思う人はその何倍も多い。いわば僕は夢の壊し屋さんだ。清潔な白衣から知性がこぼれそうな薬剤師ならいいが、ボロボロの白衣にぴったしのボロボロの言葉とボロボロの精神では誰もが後に引くだろう。僕のおかげで、全国の薬科大学の入試の倍率が下がっているようなものだ。倍率どころか薬剤師の評価も下げに下げまくっている。
 お母さんに「薬剤師になるのは簡単です。顔が良ければいいんですから」と答えるとお嬢さんにも大受けした。顔もスタイルも薬剤師にぴったしのそのお嬢さんは心で思っただろう「薬剤師にならなくて良かった」と。


2013年03月20日(Wed)▲ページの先頭へ
理不尽
 まずまずの体調だった人がこの季節、一気に不調を訴え出す。冬の交換神経優位から、夏の副交感神経優位に体が変わっているのだろうが、なかなかそれについていけない人が多い。ニュースでは、病気による事件がこれ又急に増え始めた。おかしな人が巷に溢れるのもこの季節の特徴だ。
僕の漢方薬を飲んでくれている人の中でも同じ傾向はやむを得ない。ただ、最近気になるのは、東の地域に住んでいる人達がハッキリとしたものではない、漠然とした不調を訴えたときだ。嘗てとは明らかに一つ要因を加えて考えなければならない。一昨年来の放射線による被爆を考慮しなければならないのだ。内部被爆に関してはもちろん、日本中気をつけないといけないが、外部も内部も両方となるとやはり東の方が危険だ。僕の漢方薬を飲んでくれている人は寧ろ東日本の方が多いから、そして若い人が圧倒的に多いから、気が気ではない。身体がだるいとか、息切れがするとか、何気ない不調がひょっとしたら放射線の影響だろうかと考えたりする。
 まして今日のニュースで知ったのだが、かの県の居住制限区域で米の作付けが許されたらしい。住むことさえ制限されるところでどうして米を作っていいのだろう。おまけに目一杯緩めた基準で出荷されるのだろうから、食べさされる方はたまったものではない。命を何年短くされるのだろう。
漢方薬でいくら元気にしても、最強の毒に勝てるはずがない。放射能を決して口から入れないことに気をつけ、頂いた寿命を全うしたいものだ。被害者が何年もかかって又被害者になる。こんな理不尽を受け入れてはいけないし、加害者がより栄えるなんてのも受け入れてはいけない。


2013年03月19日(Tue)▲ページの先頭へ
薬剤師冥利
 本当に感謝されたが、僕は単なる仲介だから少々照れくさい。
 先日このブログで紹介した例の琴の演奏会のこと。あるトラブルで岡山市から漢方薬を取りに来てくれている患者さんが2枚入場券を持って帰った。どなたかと一緒に行きたいというようなことを言っていたが、それは息子さんの義母に当たる人だった。その方は昔琴をやっていたのだが、最近痴呆が進んでいて、果たして喜んでくれるかどうか心配だったが、いざ演奏が始まると、思考の回路が繋がったのか、とても感動しながら聴いてくれたそうだ。いつもとは明らかに人格が違ったらしい。
患者さんの方もご自分は琴はやらないが、聴衆としてはベテランで、今回のコンサートのレベルがかなり高かったというようなことを言っていた。岡山であのレベルのものは珍しいとも言っていた。僕は正直閉口しながら聴いていたのだが、やはり好きな人は違うんだと、若干後ろめたくその喜びの報告を聞いていた。
 ここまでの話はほとんど僕とは関係ないことだ。例の広島の女性がコンサートに出演出来たこと。彼女が高価なチケットを10枚も送ってきてくれたこと。そして演奏された方々が上手だったことに尽きる。ただ薬剤師として嬉しかったのは、過敏性腸症候群の方が新幹線でみんなと一緒にやってきて、舞台に立って堂々と演奏したこと。ここ数年、粘膜が弱って、人の中で咳き込むばかりしてコンサートなど行けなかった方が、咳一つせずに2時間コンサートを楽しめたことだ。両者がそれぞれの立場で楽しんで頂くのに寄与できたことは漢方薬を愛する薬剤師冥利に尽きる。


 「そんな時こそ漢方薬じゃろう」
 5,6年ぶりに同じ言葉を息子から聞いた。最初に聞いたのは、僕が極度の疲労に陥って、パニック症状を発症したときだ。血液検査などをして貰い身体的な原因がないと分かた後、彼が言った言葉だ。その時、僕自身のために考え出した漢方薬で、その後それこそ何百人に上るウツウツの人のお世話をさせて貰っている。
 今回は僕の患者さんのことを相談した後に彼が発した言葉だ。あるトラブルをお世話させて貰っていたが、急に効果がなくなった。その原因を探るために送ってもらったある県の大学病院の検査結果を息子に見てもらったのだ。すると彼は、患者さんが心配するほど悪いトラブルではなく、もっとありふれたトラブルではないかと言った。絵を描いたりして詳しく説明してくれたが、専門的なことはさておいて僕はその結論だけを貰うことにした。「結果、どうしてあげればいいの?」と結論を求めた僕に冒頭の返事が返ってきたのだ。
久し振りに二人だけで話をした。コーヒー1杯でねばりながら、患者さんのことや、これが最も重要な話題だったのだが、彼の仕事ぶりなどについても色々情報を得た。嘗ては過酷な勤務で休ませてあげることばかり考えていたから、会って雑談をするようなことは控えていたが、今はまっとうな生活をしているらしくて、嘗ての疲れ切った表情はなかった。
 こうして一人の患者さんについて意見を交換するのは、僕の願いでもあったが、昨日はそれにひとつおまけが付いた。「○○湯を飲ませてあげたら」と彼が言ったのだ。その処方を知っていたのも驚いたが、その処方がまんざらでもないことにも驚いた。普通の医者なら選択肢にあげない処方だ。ありきたりが苦手な親のDNAを受け継いでいるのだろうか。いわゆる損をするDNAなのだが。


2013年03月17日(Sun)▲ページの先頭へ
お知らせ
お礼とお知らせ
 長い間、月末にお遊びとして継続してきましたプレゼントセールを今月を持ちまして中止させて頂きます。体調不良の方が利用してくださる薬局を少しでも楽しめる場所にしたいと思い20年以上継続してきましたが、以下に述べる理由により不本意ながら中止させて頂きます。
すでにお耳に入っている方も多いと思いますが、5月1日をもって、瀬戸内市立病院の牛窓分院(旧町立病院)が院外処方箋に移行します。その移行に当たって処方箋をヤマト薬局で受けてくれるようにとの依頼が瀬戸内市からありました。良くあるケースだと、どこかの薬局が門前に進出するのでしょうが、分院は患者数が少なくて(少ない日は6人くらい)、おまけに数年で移転の話も出ているため薬局を作る経済的なメリットがありません。そこで既存の薬局に目をつけたのだと思います。僕や家族は、長い間、どこかの病院に隷属するような形での分業を否定してきましたから(外国ではあり得ない形態で、本来の目的とは全くかけ離れています)今まで門前に薬局を作ることは考えてもいませんでしたし、これからもありません。今回のように数百メートルも離れていれば門前でもないし、何よりも処方箋に経済的に依存する必要が全くないので、十分従来のヤマト薬局の特徴を最重要命題としてこれからも仕事を続けていけると思っています。
 30年近く漢方薬を勉強して、現代医学では救われない人達のお世話をして、それに大きな喜びを感じてきました。優秀な頭脳がお医者さんに集中していても尚救われない体調不良は世の中にいっぱいあります。そうした隙間に落ちた人達のお手伝いはとてもやりがいがあって楽しいものでした。おかげで今ではヤマト薬局の漢方薬を求めて町外は勿論、県外からも多くの方が来て下さいます。
 5月からの院外処方が始まりますと、我が家のキャパシティーでは目一杯になる可能性があります。嘗てのようにくじをひいて貰う期間に多くの方が集中して下さると、すべての人に不快な思いをさせてしまう可能性があります。今までくじ引きを楽しんでくださった方々(ヤマト薬局を本当に支えてくださっている方々)は全員把握できています。これからは、くじ引きという方法ではなく他の手段でサービスを継続させて頂こうと思っています。
 今回の寝耳に水の出来事を、消極的に捉えるのではなく、本当の分業とは何かを考えながらも、今まで以上にヤマト薬局を支えてきてくださった方々に形を変えたサービスを展開してみたいと思っていますから、若干の混乱期だけを温かく見守ってくださればと思います。


2013年03月16日(Sat)▲ページの先頭へ
奥歯
 職業柄、あるいは偶然僕がお世話している傾向柄、愛おしくなるような患者さんが多い。過敏性腸症候群やウツウツの人の中には、善人がとても多く、誰にも迷惑をかけずひっそりと暮らしている人が多い。持っている能力の何分の一も出すことが出来ずに、歯がゆい毎日を送っているのに、尚取り繕うことばかりに身も心も費やしている。僕はそうした人達に目一杯自由を謳歌して貰いたい。自分自身で作った束縛は勿論、社会や他人のそれもうち破って欲しい。
 「昼前にお煎餅を食べていると、奥歯が欠けてしまいました!これから歯医者さんの予約を取ろうと思います。あの緊張感と動けない怖さでずっと避けていたところですが、今なら行けそうです」今日僕を一瞬ニコッとさせてくれたメールだ。このメールをくれた若い女性とは一度だけ会ったことがあるが、それこそ不自由を纏って暮らしていた。そんな彼女が今日僕を一番リラックスさせてくれた。偶然今日は県外からの過敏性腸症候群の漢方薬の注文が多くて、作り続けていたのだが、そんな中で読んだメールが一度に僕の交換神経の緊張をとってくれた。
 僕達は日々ちょっとした善意や機知や親切に支えられて生きている。ほんの小さな出来事でも、その質が良ければ多くの苦痛を帳消しにしてくれる。何気ない日常の一こまを紹介してくれただけでも、人をくつろがすことが出来る。僕はそうした日常何処にでも転がっている意図しない良質に救われることが多い。
 多くの愛おしい人達、決して自分を卑下しないで、堂々と生きて欲しい。


2013年03月15日(Fri)▲ページの先頭へ
大和くん
 ついに出来た、僕の冠番組が。いや違った、冠商品が。その名も「大和くん」
キャッチコピーは「毎日食べると元気になる」「牛窓発 ここにしかない」「心と身体が喜ぶパン」「ひとつ工房オリジナル 乳酸球菌入りフランスパン風食パン 数量限定」 以上で分かるように、牛窓の山の上にあるひとつ工房という名のパン屋さんが、僕のために?パンをひとつ開発してくれた。今日初めてお目にかかったのだが、6つ切りの食パンで、中央に大きく「大和くん」と商品名が入っている。さすが漢方を頑張っている薬局に似つかわしく健康志向この上ない。少々ハーブの香りでも入っていればもっと僕の色が出るのだが、それでは売れないかもしれない。まだ袋のまま机の上に置いてあるので、この文章を書いたら早速頂いてみようと思うのだが、ほとんど共食いになりそうだ。ただ、まさに僕を真似て作られたかのように、上品で奥ゆかしく知性的で、整った風貌からはほのかに気品さえ漂うそのパンを食べるのはもったいない。永久凍土の中に閉じこめて、何万年の時を経させたいものだ。
 と言うくらい僕は思い入れが激しいのだが、そもそもどうして「大和くん」なんて名前を付けてくれたのだろう。どうせなら「福山くんとか」「綾瀬くん」の方が売れそうなのだが。
 もし食べてみたい方がおられたら是非牛窓の山の上の「ひとつ工房」さんへ。


2013年03月14日(Thu)▲ページの先頭へ
上積み
 今までどのくらいの機関を訪ね、どのくらいの治療を受けたのか分からない。又僕らのような薬局もその中に入っているのかもしれないが、詳細は分からない。
僕にとってはありふれた相談内容だったが、今まで恐らく積もり積もった不信感?失望?が一気に噴出したのかもしれないが、治療そのものに懐疑的で、何故僕に接触してくれたのか分からない。口から出てくるのは、嘗て受けた治療の功を成さなかった事例ばかりで、僕が関わるかもしれないことに関して希望は聞かれなかった。なるほど色々な機関で、それだけ効果を感じることが出来なければ、過去を洗い流して新たな希望を持って治療をするというのは困難かもしれないが、しかしその全ての過去の体験は僕とは全く関係ないことばかりだ。もっと有り体に言えば、僕の責任でも何でもないことなのだ。僕は自分の未熟さを良く知っているから、そしてよそ様とは圧倒的な地理的なハンディーを持って仕事をしてきたから、信頼関係なく始まる治療はお断りするようにしている。ただでさえ、僕ら田舎の薬局に接触してきてくれる人は、何処に行っても駄目だった方が多くて、それも又ハンディーを最初から背負っているようなものだ。だから、信頼関係という、大きな要素なくして人並みの仕事さえ出来ない。
 ただ言えることは、所詮僕らの職業に相談してくれる人の症状は難病ではないってことだ。難病ではないから治って当たり前のものってことだ。人が本来備えている自然癒力は本当に偉大で、それがあるからこそ人はほとんどの日々を健やかに過ごすことが出来ると思っている。非力ながら日々懸命に勉強しているのも、その力を導き出したいが為だ。そして幾多の不信の上に僕が又一つ上積みすることだけは避けたいと思っている。


2013年03月13日(Wed)▲ページの先頭へ
条件
 こんなわざとらしさが一番嫌いだ。
 市会議員の選挙がもうすぐあるらしい。時々立候補予定者がやってくる。と言っても、市町村合併で選挙区が広くなったから立候補するだろう人の中で知っている人は半分にも満たない。
 今日もある候補者がやってきた。3人くらい引きつれていたが、その中のおばあさんは見覚えがある。なかなかのやり手で何かの役員をまだやっているのだろう、その種の記憶がある。もっとも僕の薬局を利用する人ではないから、その人が同行してくる理由は僕には分からなかった。寧ろマイナスの印象しか僕にはない。
 まあそれはいいとして、頂けないのが立候補者の次の言葉だ。短く立候補の挨拶をした後に「最近、眠れないんです。何かいいものがありませんか?」と来た。僕はこのタイミングでその種の話をしたり、実行したりする人間を信じない。あからさまなお金による買収ではないが、間接的な疑似買収だ。このタイミングで、如何にもわざとらしくて恥ずかしくないのかと思うのだが、そんなごく普通のプライドがある人間はそもそも立候補などしないのだろう。僕なら、もし本当に体調不良があったら、意地でもこのタイミングは外す。
 僕が投票するだろう人は、そんなに条件はない。ただ二つ。選挙の話を全くしないでしばしば薬局を利用してくれる人。東北のがれきで儲けようとしない人。今日の候補者は一番目の条件を満たしていない。


2013年03月12日(Tue)▲ページの先頭へ
迂闊
 迂闊だった。
キノコ類が土の中の放射性物質を吸い上げることは知っていたから、あれ以来食べなかったが、つい最近、九州のだからいいだろうと言うことで椎茸を2回食べた。どうしても食べなければいけないと言うほど好きではないから、何故口にしたのか分からない。2年たって油断がでてきていたのだろうか。
 昨日広瀬隆の講演の録画を見ていてショッキングなことを知ってしまった。彼が2月に岡山で講演していたことを知ったのも少し残念だったが、次の事実はそれどころの比ではない。何と、椎茸の原木は国内に流通しているものの7割が原発事故を起こしたかの県のものだというのだ。これは本当に迂闊だった。西でとれるものを比較的安全なものとして至上命題にして選択していたが、こんな盲点があるとは考えても見なかった。これからはそこまで考えて選択しなければならない。本当の知識が必要とされるのだ。
 絆という犯罪者にとって都合の良い言葉を汎用して、罪人を暴くことも罰することもせずに、時間で全てを洗い流そうとしている。罪人達がますます栄え、被害者がますます命を削る。それでいいのかこの国の人は。つい半世紀前同じように何百万という貧乏人の命が奪われているのに。


2013年03月11日(Mon)▲ページの先頭へ
 昨日、琴を演奏する女性と話をしていて感じたことをもう一つ追加で書く。その女性が言った言葉を受けて僕が話した内容が恐らく普遍性を持っているだろうと思うからだ。過敏性腸症候群でお世話している人は、誰一人脱落することなく治って欲しいから、他の人にも僕の考えを聞いて欲しい。
偶然だがその女性は薬局で働いている。それももう12年、いや8年だったかな、ちょっと正確ではないが、どちらにしても余程薬局の開設者に信頼されているのだと思う。結構渡り歩く人が多いのが調剤薬局の特徴だから、その年月はかなり長い。僕は開設者の立場だから、余程信頼関係が築かれていることは簡単に想像がつく。それに対して彼女は「職員がみんないい人で、人間関係に恵まれているんです」と言った。ところが僕はこれは違うと思って彼女に言った。「周りの人がいい人なのではなく、貴女自身がいい人なんだよ」と。同じようなことを言っているかもしれないが、かなり違う。回りにいい人が多いのは、ひとえに彼女の力だってことが言いたいのだ。もし彼女が、悪意に満ちていたら、そして独善的で猜疑心に満ちていたら、回りにいい人は集まらないのだ。古人が言うように類はしっかりと友を呼び、似たような人しか集まらないのだ。
僕は一目見たときから謙遜で善意に満ちていることが分かった。古風すぎるところもあるが、それは大いなる彼女の魅力でしかない。自ずといい人は集まってくるだろう。求心力を持って磁石のように引きつける人ではないが、いい人を自然に選別できる人格を持っている。
 過敏性腸症候群で悩んでいる多くの人が口にする「いい人に恵まれている」のはひとえに、あなたがいい人なのだ。決して卑屈になることなく、回りの人達はあなた自身を写している鏡だと思って欲しい。


2013年03月10日(Sun)▲ページの先頭へ
 1年半くらい電話でしばしば話をしているから、結構その個性は分かっている。彼女が話し好きなこともあるが、独特の間合いで話をするからついつい耳を傾けてしまう。
そんな彼女が岡山に琴の演奏に来るというのだから聴きに行かない手はない。まして2500円もする入場券を10枚もくれたのだから一人で行くのはもったいない。日本古来の音楽を聴かせてあげるなどともったいぶって、かの国の女性を二人連れていった。
 予想以上に観客が多くて、結構大きな会場だったのに僕は立ち見だった。そしてもう一つ大切な予想以上があった。それは彼女も予想していたのだが、本当に退屈だった。恐らく、その世界では評価の高い人達の演奏会だったのだろうが、僕は全く感動がなかった。ほとんど日本人の血が流れていないのかと言うくらい血も沸かずに肉も踊らなかった。まるで世界が違ったのだ。共鳴するものが何もない、どこかにある、それでいて毅然として歴史を受け継いでいる人達の世界の出来事を、防音壁で作られた壁のこちらで眺めているような感じだった。
 携帯で連絡を取り合って会いましょうと提案してくれたのだが、あいにく僕は携帯を持っていない。だから、30年前にスポーツ少年団を作ったときに揃えたジャージを着ていくから見つけてとお願いしていた。明るい青色に大きな字でUJFC(牛窓ジュニアフットボールクラブ)と字を入れているのですぐ分かるとメールで伝えておいた。すると会場の廊下で彼女が僕を見つけてくれた。そもそも琴の演奏会にはかなりの違和感がある服だから、簡単に見つけることが出来ると思っていたが、案の定すぐに分かったみたいだ。
グループで広島県からやって来たのだが、帰りは一人でもいいというので、みんなでホテルの喫茶部に行き、楽しい時間を過ごした。同行したかの国の二人は、すでに何人かの過敏性腸症候群の人達を完治させてくれた実績のある女性で、今日も紹介すると僕などそっちのけですぐに3人で色々話を始めていた。この素直な人の受け入れようこそが、今では僕の隠れ処方なのだ。
僕の車の助手席に座り、ホテルのテーブルを囲み、新幹線で帰る。どれも嘗ての彼女にはかなりの負担だが、今ではそんなに苦にはならない。今日も得意の「迷惑をかけている」を口にするが、何も迷惑などかかるはずがない。どこにでもいる若い女性と、楽しく時間を過ごしただけだ。
何を切っ掛けにこうしたあり地獄に落ちたのか知らないが、脱出も又ふとした切っ掛けで出来るものだ。今日の出会いがそうしたふとしたものを見つける機会になれば幸いだ。仁先生がタイムスリップして活躍した時代に、咲様がこうして静かに琴を奏でていたのだろうかと、その場にいる理由を懸命に考えながら耐えた時間だったが、僕を信じてゆっくりと、しかし確実に改善してくれている女性に会えてとても意義深い一日だった。


2013年03月09日(Sat)▲ページの先頭へ
要素
 ある肩書きを持っている関係で、県内を何十年くまなく回り続けた老人が昨夜面白いことを言った。10数年前に牛窓に引っ越してきたのだが、その理由を教えてくれたのだ。まだ80代半ばの人なのだが、その人の目標は、いや本人にとっては予定と言った方がいいかもしれないが、100歳になったら120歳まで生きる秘訣を全国講演して回るのだそうだ。その予定があるから早く100歳になりたくてたまらないと薬局に来るたびに言う。話ぶりからまんざら心にもないことを言っているのではない。嘗て、ある組織のことで全国を講演して回った経験もある。肩書きも立派だから決してほらを吹いているのではない。120という前代未聞の数字をあげているから、嘘っぽいが、これがそこそこの数字なら誰もが頷くだろう。
その予定を実現するために定年後を何処で暮らすかが大きな問題だったが、迷わず牛窓に決めたらしい。現役の時から決めていたらしい。彼曰く「牛窓より長生きできそうな所は県内にはない」そうだ。何を持ってそう思ったのか話さなかったから具体的には分からないが、穏やかな気候、空と海と山と畑、そこでとれる幸、そして穏やかな気性の人間とくれば当然と言えば当然だ。
勿論長生きを保証する要素は色々あり人それぞれで、僕が単純に列挙した要素を満たす土地など他にいっぱいある。ただその要素に次のことを加えればやはり牛窓しかない。「近所にヤマト薬局がある」


要素
 ある肩書きを持っている関係で、県内を何十年くまなく回り続けた老人が昨夜面白いことを言った。10数年前に牛窓に引っ越してきたのだが、その理由を教えてくれたのだ。まだ80代半ばの人なのだが、その人の目標は、いや本人にとっては予定と言った方がいいかもしれないが、100歳になったら120歳まで生きる秘訣を全国講演して回るのだそうだ。その予定があるから早く100歳になりたくてたまらないと薬局に来るたびに言う。話ぶりからまんざら心にもないことを言っているのではない。嘗て、ある組織のことで全国を講演して回った経験もある。肩書きも立派だから決してほらを吹いているのではない。120という前代未聞の数字をあげているから、嘘っぽいが、これがそこそこの数字なら誰もが頷くだろう。
その予定を実現するために定年後を何処で暮らすかが大きな問題だったが、迷わず牛窓に決めたらしい。現役の時から決めていたらしい。彼曰く「牛窓より長生きできそうな所は県内にはない」そうだ。何を持ってそう思ったのか話さなかったから具体的には分からないが、穏やかな気候、空と海と山と畑、そこでとれる幸、そして穏やかな気性の人間とくれば当然と言えば当然だ。
勿論長生きを保証する要素は色々あり人それぞれで、僕が単純に列挙した要素を満たす土地など他にいっぱいある。ただその要素に次のことを加えればやはり牛窓しかない。「近所にヤマト薬局がある」


2013年03月08日(Fri)▲ページの先頭へ
正体
 誰が何処で仕入れた情報で褒めちぎったせいか知らないが、かの国の女性がかの国独特の容器でかの国独特の入れ方でコーヒーを作ってくれる。「かの国のコーヒーは世界で2番目に美味しい」という褒め言葉だったのだが、僕としてはわざわざ2番目のコーヒーではなく、出来れば一番のコーヒーで常に接待を受けたいものだ。ただそんなことは言えないから、独特の濃いような焦げたような、それでいて甘っとろい味を楽しませて貰っている。
コーヒーをたててもらっている時漂ってくるなんとも言えない良い香りと、直接飲み始めたときの甘っとろい味とのギャップにいつも戸惑っていたのだが、今日その変身の原因が分かった。いつもは運ばれてくるまで詳しく工程を見ることはなかったのだが、今日は偶然最後の仕上げの部分を見てしまったのだ。金属製のドリップから落ちたかなり濃いめのコーヒーに何と練乳を加えるのだ。そうなのだ、一石二鳥を狙っているわけではないだろうが、ミルクと砂糖を同時に入れているのだ。それも練乳で。例の甘ったるい変身の原因は練乳だったのだ。なるほど正体を目の当たりにしてみればコーヒーの味の中に練乳を見つけることが出来る。今まで数多くの料理を作ってくれて、とてもご飯のおかずにはなりにくいだろうと言う味に苦しめられていたが、恐らくそれらの多くのものに練乳がたっぷりと使われていたに違いない。塩味が好きな日本人には、真逆の味付けだ。米とは絶対に合わない。自信を持って言える。
今更味覚を変えることは出来ないから、作り笑いの精度を上げてきたが、理由が分かればそんなに忌み嫌うことはない。元々甘党の僕は練乳は大好きなのだから。でも願わくば、練乳は練乳として独立して味わいたいものだ。


2013年03月07日(Thu)▲ページの先頭へ
 1年余りの間に3回くらい電話で話をしたが、一度も礼を言われたことがない。礼を言って貰うことを目的に仕事をしているわけではないが、僕の薬局を利用してくれている人の中ではあり得ない話だ。
当初、本人も言っていたが運が良かった。色々な病院でありとあらゆる下剤を試したらしいが、何もこれはと言うものにあたらずに途方に暮れているときにかかった医院で、偶然バイトしていた息子にふとお願いしてみたらしいのだ。そのお願いの言葉が「もう、煎じ薬しか残っていないんですが」だった。当然息子もそれに対する処方を持っているわけではないので、僕に電話をしてきた。そしてある処方を紹介して以来1年あまり服用している。途中低体温も治したいと言ってきて、その処方も紹介して飲んでいる。煎じ薬を作ってくれる薬局が岡山市内で見つからなかったので、僕が作っているが、服用してからの経過など全く本人の口から伝えられなかった。紹介してきた息子と以来日にちが合わなくて息子もその後の経過を知らないみたいだった。
 昨日珍しく本人から電話があったので、経過を尋ねることが出来た。すると便は毎日でるし、体温も上がってこの冬は寒くなかったらしい。おまけに、これは初耳だったが、30年前に大病をしてからずっと調子がよい日などなくて、後遺症との戦いみたいな日々を送ってきたらしいのだが、それが何と結構体調が良くなったらしいのだ。恐らく僕が老人を元気にする処方を紹介したのが功を奏したのだと思うが、本人にとっては儲けものという程度の受け止め方だった。この様に本人が望んでいたような結果が出ているのに、その日も又何の礼も言われなかった。
 僕はその女性が薬を飲むために何の痛みもないからだと思う。国の金で、まるで幼子の小遣いくらいの金額で高価な漢方薬を飲んでいるからだと思う。後期高齢者だから極端に安い金額で漢方薬が飲める。薬局に来て薬が出来るのを待つのでもないから、僕が1時間くらいかけて作っていることも想像できないし、効果を高めようとない知恵を絞っている姿も見ることもないから、価値が分からないのだ。僕の先生の先生が、患者の質を担保するために医師でありながら自費診療にしたのも頷ける。田舎の薬剤師でも不愉快なのだから、最高峰の漢方の実力を持たれていたと言うお医者さんとしてはプライドが許さなかっただろう。
 あり得ないも沢山集まればありふれたになる。だから沢山集めないことだ。あり得ないはやはりあり得ないくらいにしておかないとこちらがもたない。


2013年03月06日(Wed)▲ページの先頭へ
観光協会
 その事実を僕は到底受け入れられない。もしそれが本当なら、綾瀬はるかも、吉瀬美智子も毎日専用のハサミで鼻毛を切っていることになる。そんな光景誰が想像できようか。いやいや、あんな美人にそもそも鼻毛などあるはずがない。
いつの頃から牛窓に住んでいるのか分からないが、二人共に最上級の評価を僕がしている夫婦がいる。肩書きや実績はおよそこの町では他に見つけることが出来ないが、それにもまして誰にも劣らない謙遜を身につけている。話していて誰がそれらの肩書きを想像できるだろうかと言うくらい謙遜な二人だ。ついでに言うならお子さんまでもがすでにその様な素養を身につけていて、揃うところには揃うものだと少しだけ世の不平等を感じたりする。
東京で仕事をしているのだろうが、多くを牛窓で過ごす。空気の綺麗さをかなり評価していてくれて、例のpm2.5の件でも、東京や大阪の空気の汚さに比べれば何でもないですと言ってくれる。意外とおおらかなように聞こえるが実際には、東の放射能を避けて、牛窓の滞在時間を延ばしているくらいこと環境には気をつけている。こうした話題で話を進めているときにご主人が「東京で暮らしている時は、鼻毛の伸び方が凄かったですよ」と、鼻から毛が伸びてくる様子を大袈裟な仕草で教えてくれた。まるでトランプのキングの髭みたいな仕草だった。それを見ていた娘が結構大きな声で笑った。とても真面目な方がその様な面白い仕草をしたから余計に印象深く、東京の空気の汚れ具合が伝わってきた。「牛窓に来たら全然伸びないです」と言うくらい違うらしいのだ。
 この事実は彼特有のものではない。東京を始め都会で暮らす人共通のものだ。田舎と住み比べたことがない人には分からないかもしれないが、彼のように、自然溢れる母国、東京、牛窓と住み比べてみれば良く分かるのだろう。となると冒頭の二人の女優のみならず、有名な女優達のほとんどが鏡に向かって鼻毛を揃えているはずで、その姿を想像すれば興ざめする。あの二人に鼻毛は生えていないにしても、並の女優なら生えているはずだ。もう名前を忘れたが、牛窓にロケに来た首の長い女優もそうだったに違いない。そして同じように牛窓滞在中は伸びなかったはずだ。
 牛窓を強烈にアピールするキャッチコピーを思いついた。早速明日観光協会に行って採用して貰おう。「伸びない町で伸び伸びしよう」


2013年03月05日(Tue)▲ページの先頭へ
法務局
 良かった、2年越しの懸案が片づいた。
 ある人から、かの地の酒を貰った。わざわざ東京から送ってきてくれたのだが、ほとんど酒を飲まない僕が、いやいや、かの地を支援しようと言う運動の一環らしくて、飲もうが飲むまいが買うことに意味があったのかもしれないが、どうして酒を送ってもらう対象になったのか理解できない。もっとも、その女性は妻の友人だから、妻経由で僕に送ってくれたのだろうが、妻も僕と同じくらい、いや僕以上に放射能に関してはナーバスだ。好意は有り難いが、さてその処分には困った。捨てるなどと言う失礼なことは出来ないし、勿論飲むことなどできやしない。だから一応外箱の放射線濃度を測って高い値が出ていないことを確かめて、車庫にずっと保管していた。
 実はその酒が日の目を見る唯一の機会はいずれ必ず来ると思っていた。そしてその日がついに昨日やって来た。待望の、酒なら何でもいいという人物がふらりとやって来たのだ。その酒が送られてきてから会っていないのだから、それこそ2年近く会っていないことになる。だいたい想像はしていたのだが、今まで何処に行っていたのと尋ねた僕に彼は最高のギャグで返してくれた。
「○○の法務局に行っていた」
「どうして○○の法務局ではないの?」
「あそこは悪い奴ばかり入るところ」
「じゃあ、○○君は悪くないの?」
「俺なんか悪でもひよこみたいなもん」
「ところで、酒は止めたの?」
「「飲んでる」
「○○君しか飲めない酒があるんだけれどいる?」
「酒をくれるの」
「○○県の酒を送ってきてくれているんだけれど恐くて飲めん。○○君だったら恐くないじゃろう」
「酒だったら放射能でも毒でも何が入っていてもかまわん」
 話は簡単だった。やはり僕の予想していたとおりでとても喜んでくれた。裁判官からパチンコを辞めることと仕事をすることを諭されたらしいが、酒のことは何も言われなかったと強気だ。
 これでみんな丸く収まった。善意の買い物をした人、身を滅ぼすほど酒が好きな人、酒も放射能もいらない人。苦肉の策のトライアングルだが、被害者の庶民がまるで罪滅ぼしのようにけなげな姿で奮闘する余波がこんな西の県まで及ぶとは思ってもいなかった。逃げてきた人達をまるで追ってくるような善意に心が痛む。数千円を寸借して1年以上も法務局に出張していた人間がいると思えば、何万人の仕事や生活を奪って尚安泰に暮らしている人間もいる。傷口を舐め合っているだけの庶民をはるか高きところから見下ろしている邪悪が僕には許容できない。


2013年03月04日(Mon)▲ページの先頭へ
余白
 職業の差か、年齢の差か、住んでいるところの差か、交友関係の差か、はたまた体格の差か。この軽快なフットワークはどこから来るのだ。 
 「先日は急にお邪魔いたしました。実はお邪魔した翌日より家族で東京に行く用事があり、このままではせっかくの東京行きなのに楽しめないな、と思ってました。(旦那が昨日、新宿で即興演奏のライブがあったのでついて行きました。)帰宅後、食後に1包服用して、翌朝には○○がうそのようにぴたっと止まってました。東京にも薬を持参しており、服用しておりましたがその後現在のところ○○がありません。お陰さまで、何の不安もなく楽しむことができました」
 僕なら楽しめないなと言うより、まず行かない。ただでさえ動くのが億劫な質なのに、体調不良を抱えてまで移動はしない。余程大切なことでもあれば無理を押してでも行動するかもしれないが、並の用事くらいでは体調最優先だ。体調が整っていないとそもそも帰ってこれるのかどうか不安がある。
 これでも若いときには、ギュウギュウ詰めのデッキで4時間立ちっぱなしで東京くらいには行けていたのだが、それも発作的に決断して出かけていたのに、今は計画をしているときからもう気分は萎えてしまう。行けるときに、若いときにと先人達は教えてくれたが、教えの通りだ。順繰りに言葉を残してきてくれているのに聞く耳を持たなかった。その付けは恐らく大きくて、多くのものを経験せずに人生を終えることになるのだろうが、ほとんど自業自得にも思える。紹介した若いお母さんのような軽快なフットワークどころか、心配の方が「ふっと沸ーく」ようではこれから先も、余白だらけの人生のような気がする。


2013年03月03日(Sun)▲ページの先頭へ
後腐れ
 先日ある県会議員が立ち寄ってくれた時に、いい機会だから疑問に思っていたことを質問してみた。すると、近日中に開かれる政治パーティーの席に、その回答をしてくれるに打って付けの人が偶然来るから、パーティーに出席されたら如何ですかと言われた。 その出席者の肩書きを聞くとまさに適任だ。ただ彼はその後、次のような言葉を重ねた。「ただし、先生なら来賓の挨拶を聞くのに1分と持たなくて出て行かれるでしょうね」と。彼との信頼関係は一分の隙もないが、確かに彼が属する会派や連携する会派とは僕は全く考えを一にすることは出来ない。それが分かっていての信頼関係なのだが、それはそれで寧ろ馴れ合いの関係よりも信頼度が高い。その言葉を聞いて僕は勿論出席を断った。出席してその方と面識を得て、頼み事をすればいいのだろうが、やはり僕は思想を変えてまで頭を下げることは出来ない。今まで不利益が分かっていてもほとんどの場面で意地を通してきたのだから今更生き方を変えることは出来ない。
折角の機会、恐らく簡単に解決できるだろう機会を失って、今も苦労しているが、僕の回りの多くの肩書きがない人の力を借りて遅々とした歩みの解決方法を探っている。今回も又いつものように問題は解決しないかもしれないが、安易な方法で成就するよりはあたって砕けた方が後腐れがない。


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■店舗名■
有限会社 栄町ヤマト薬局

■住所■
〒701-4302
岡山県瀬戸内市 牛窓町牛窓4808-3

■連絡先■
[TEL] 0869-34-5466
[FAX] 0869-34-6017
[E-mail] ご相談はこちら
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