栄町ヤマト薬局 - 2008/03/08


カテゴリ
栄町ヤマト薬局
栄町ヤマト薬局/一覧 (907)


漢方薬を初め、天然素材の薬を用いて、さまざまな慢性疾患の回復のお手伝い

2008年3月
           
8
         

新着エントリ
不完全 (10/13)
後悔 (10/12)
沈黙 (10/11)
便乗 (10/10)
基準 (10/9)
物理屋 (10/8)
商店街 (10/7)
精一杯 (10/6)
人様 (10/5)
ドミノ倒し (10/4)
写真 (10/3)
副作用 (10/2)
青空 (10/1)
頭痛 (9/30)
(9/29)
子猫 (9/28)
電話 (9/27)
横浜 (9/26)
新興宗教 (9/25)
(9/24)
視線 (9/23)
選択肢 (9/22)
解放 (9/21)
アンジェラ・アキ (9/20)
(9/19)
印象 (9/18)
バトン (9/17)
職人 (9/16)
ランク (9/15)

新着トラックバック/コメント


アーカイブ
2006年 (266)
4月 (25)
5月 (29)
6月 (31)
7月 (30)
8月 (31)
9月 (29)
10月 (31)
11月 (30)
12月 (30)
2007年 (354)
1月 (31)
2月 (28)
3月 (30)
4月 (31)
5月 (30)
6月 (30)
7月 (31)
8月 (31)
9月 (30)
10月 (22)
11月 (29)
12月 (31)
2008年 (287)
1月 (31)
2月 (29)
3月 (31)
4月 (30)
5月 (31)
6月 (30)
7月 (31)
8月 (31)
9月 (30)
10月 (13)


アクセスカウンタ
今日:576
昨日:728
累計:360,844


RSS/Powered by 「のブログ

2008年03月08日(Sat)▲ページの先頭へ
ホームごたつ

 敷き布団の上にホームごたつを置き、かけ布団はお腹から上にかける。こんな寝方をしたのは何十年ぶりだろう。中学校を出てから下宿やアパートで暮らしたので、10年くらいその様な寝方をしていた。ホームごたつの足が当たる布団の場所は深く沈んでいて、ほこりがいつも溜まっていた。ほこりも年季が入ると綿のようになる。
 一見寝心地は悪そうに思えるが、これがなかなか気持ちよい眠りをもたらしてくれる。同じようなことをしている人は結構いると思うが、苦肉の策を越えて、意外と利点は多いのだ。まず足が冷えないので、頭寒足熱が保たれて、頭に血が上らない。と言うことはいらないことも考えなくて眠りが深くなる。また、布団の上げ下げをしなくていいから、面倒でない。いつでも眠りに入れるし、いつでも眠りから覚められる。おまけに、日常の服装のままだから、一日の始まりが素早い。顔を洗い歯を磨けば即、活動開始だ。精神も日常活動も支離滅裂で不合理だった青春時代には、いたって合理的な習慣だった。
 久しぶりのその寝方は案の定、とても気持ちよかった。時折目は覚めたが足先の暖かさが心地よかった。4畳半ではなくなった。家賃も払わなくていい。洗面器で番を取らなくても入りたいときに風呂に入れる。寒空でバスを待つ必要もなくなった。ご飯にカップヌードルをかけて食べなくてもよくなった。ねたみ、ぐちり、嘆き、批判するばかりの会話から遠ざかれた。 幸せかと尋ねられれば首を傾げ、不幸かと尋ねられても首を傾げる。リヤカーで引っ越しできる身軽さは手が届かないくらい貴重になり、しがらみの重圧で骨格筋が悲鳴を上げる。体温より少しだけ高い赤外線の温度に安堵する。求めないことがやっと身に付き始め、足を組んだままホームごたつで眠ったあの頃が、屋根瓦を一枚ずつはいでいく。